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歯を失ったら?(入れ歯・ブリッジ・インプラントの比較)
歯を失ったら?(入れ歯・ブリッジ・インプラントの比較)
2022.08.31
インプラント
こんにちは。今回はむし歯や歯周病などにより歯を失ったときの治療法についてお話しします。
まず歯を失ったまま放置すると、周りの歯の移動や噛み合わせの変化が起こります。これにより歯並びが悪くなったり、食事や会話時に影響が出たりします。そのため歯が抜けた後痛みなどが無いとしても、必ず治療が必要です。
歯を失った際には、主に3つの治療法があります。
1. 入れ歯
2. ブリッジ
3. インプラント
それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
① 入れ歯
入れ歯には「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2種類があります。歯を部分的に失ったときは部分入れ歯、すべての歯を失ったときは総入れ歯を使用します。入れ歯の素材や使用する材料、製作方法などによって、保険が適用されるかされないかが決まります。
● メリット
・治療期間が比較的短い
● デメリット
・不安定で硬いものを噛みづらい
・周りの歯に負担がかかる
・見た目が良くない
入れ歯は保険適用のものを選べば費用が抑えられ、治療も比較的短期間で終了するのがメリットです。しかし保険適用の入れ歯は口に入れたときに異物感・違和感を感じやすく、安定しにくいためものを噛みづらいことが多いです。また周りの歯にバネをひっかけて保持させるため、本来は健康であった歯にも負担がかかり見た目もあまり良くありません。
②ブリッジ
ブリッジは主に、歯を1本〜数本失ったときに行われる治療法です。歯を失った部分を補うために、周囲の歯を土台にして橋のような構造をした被せ物を作ります。「銀歯がいくつかつながったもの」と言うとイメージがつきやすいかもしれません。
ブリッジも入れ歯と同様、素材や使用する材料、製作方法などによって、保険が適用されるかされないかが決まります。
● メリット
・比較的安定しやすく硬いものも噛める
・治療期間が比較的短い
● デメリット
・周りの歯に負担がかかる
・見た目の良くないことがある
ブリッジは入れ歯より安定感があり、比較的しっかり噛めるのがメリットです。しかし周りの歯を土台にして保持させるため、ブリッジを入れるために健康な歯を大きく削る必要があります。これにより、本来は健康であった歯の寿命も短くなることがあります。
③インプラント
インプラントは歯を失った部分にピンポイントで行える治療法です。基本的に保険が適用されず手術が必要ですが、外見では気づかれないことも多くメリットの多い治療法です。
● メリット
・自分の歯のようにしっかり噛める
・周りの歯への影響が無い
・見た目が良く自然
● デメリット
・治療期間が長くなりやすい
インプラントは、入れ歯やブリッジのように周りの歯に頼るのではなく、顎の骨との結合により安定・保持させます。そのため周りの歯へ負担がかからず、自分の歯のように使用することができ、見た目も自然なのが特長です。
入れ歯とブリッジ、インプラントのどれが合っているかは、ご自身の希望だけでなくお口の中の状態にもよります。お悩みの方は、まずお気軽にご相談ください。
インプラントについてご相談の際はぜひ、浜松の竹内歯科医院へ
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