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歯周病について

2021.07.15

歯周病


実は怖い歯周病

皆さんは歯周病についてどれくらいご存知でしょうか?
それほど怖い病気ではないと思われている方が多いのではないでしょうか。
実は歯周病は、下記グラフにもある通り歯を失う原因として最も多くの割合を占めている病気なんです。
今回はその歯周病について、皆さんにご紹介していきたいと思います。
※歯を失った場合の治療、インプラントについてはこちらから。

歯周病について


歯周病って何?

歯周病とは、歯周病菌が歯と歯茎の間のすき間から、歯を支えている土台(歯周組織)に入ることにより、歯周組織が破壊される病気です。もし、歯周病を放置したままでいると、歯を支える骨が溶けていくため歯を支えられなくなり、ついには歯を抜くことになります。歯周病はほぼ痛みがなく、サイレントキラーと呼ばれているほどです。

歯周病について


歯周病の原因

歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。特に、歯石が付着していたり、歯の間に食べ物がはさまったりすると、プラークが増えやすい環境になります。このプラーク1mgの中には約10億個の細菌が住みついていると言われており、中でも歯周病をひき起こす細菌が多く存在していると言われています。また、噛み合わせに不具合があると歯周病が早く進行します。他にも、タバコに含まれるニコチンが血流を悪くし唾液分泌量も抑えるためプラークが付きやすくなるため、タバコを吸う人は歯周病になりやすいうえに進行速度が速く、治りにくい事が分かっています。糖尿病の人も歯周病になりやすいと言われています。

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歯周病予防

おうちで自身で出来る歯周病予防は、毎日の丁寧な歯みがきです。プラークやバイオフィルムを歯磨きで掃除し、歯周病から歯を守りましょう。歯周病菌を減らすために殺菌作用の高い歯磨き粉を使うと良いでしょう。また、歯ブラシだけではプラークは6割程度しか落ちません。歯間ブラシやフロスといった補助用具の使用をおすすめします。もちろん、定期的な歯科医院での歯石除去・バイオフィルム除去はとても有効的です。

歯周病について


歯周病の治療は?


まず、お口の中の歯周病菌を少なくするようにします。そのために歯磨きが上手にできるようにお手伝いしたり、プラーク・歯石を取り除くことが基本になります。中等度以上に進行した歯周病では、歯茎の奥深くにこびりついてしまったプラークや歯石を取るために、歯周外科手術を行います。また、噛み合わせの不具合を治すために、噛み合わせを調整したり、冠を被せたり義歯を入れたりすることがあります。

費用は、歯周基本治療(歯垢や歯石の除去、ブラッシングの指導)は保険適用、失った歯肉や骨を再生させることができる歯周組織再生療法は自由診療となります。

治療期間は、歯茎や歯槽骨の状態、治療が必要な本数など人それぞれですので歯科医師にご確認ください。また、日々のホームケアも治療に大きく影響するため、指導を受けたホームケアを怠ると治療期間は延びると思いましょう。

※歯周組織再生療法についてはこちらから。


歯周病について


自身で出来る歯周病チェック

歯周病は「むし歯」に比べて、痛いという自覚症状に乏しく発見が遅れがちになります。
しかし、日頃から口の中を注意深く観察していれば、ご自分でその兆候に気づくことも可能です。

・歯茎が赤くはれている
・強く歯磨きをすると出血する
・口臭がある
・歯の間にすき間ができている
・歯茎が下がって歯が長くなったように見える
・歯がグラグラする

などの兆候がありませんか?




定期的な歯科検診を

歯周病は予防がとても重要で、自身で気が付きにくい病気でもあります。
当院では歯石除去・バイオフィルム除去など、歯周病予防にも力を入れております。
定期的に検診をして、一本一本の歯を大事にしていきましょう!
※歯周病治療についてはこちらから

歯周病チェックに当てはまる際や、歯周病についてご相談の際はぜひ浜松の竹内歯科医院へ

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